2010年8月10日火曜日

化粧品並みスキンケア、ダイエット効果も

香辛料の精油がダイエットをサポートする


ポーラの入浴剤「ビューティスタイル スパエッセンス」

化粧品と同じ成分を加えたり、ダイエット効果が期待できるなど「プラスアルファ」をアピールする入浴剤が売れている。全国的に真夏日が続く中、毎日の入浴で体のリズムを整える人が増えているためで、メーカー各社も知恵を絞っている。

ツムラライフサイエンスの人気シリーズ「きき湯」のうち、今夏に向けて売り出された「明礬(みょうばん)炭酸湯」(880円前後)は、化粧品に採用されているミョウバンを配合したのが売りだ。

「化粧品のようなスキンケアの効果を訴求した」(同社)ことが受けて、「きき湯」シリーズの4~7月の売り上げは新商品を中心に計画比で約30%増と大幅に伸びた。

「バスキング発泡入浴剤クール」を主力とする白元の「海のリゾート」「高原のリゾート」(いずれも300円前後)も、清涼成分のメントールを配合するなど、涼しい湯上がり感が特徴だ。「夏の入浴スタイルを変える新しい提案」と同社が意気込むように、同社の入浴剤全体の売り上げをリードし、4~7月は前年同期比で約20%拡大した。

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