2010年9月1日水曜日

テレビや雑誌で話題の“美肌菌”って何?

今最も大きな注目を集めているのが「美肌菌」

肌の表面には“善玉菌”と呼ばれる「表皮ブドウ球菌」や、“悪玉菌”と呼ばれる「黄色ブドウ球菌」などの皮膚常在菌が存在していて、その数やバランスは人によって様々。健康な肌には善玉菌が多く存在していて、弱酸性を保つことで悪玉菌が住みにくい環境を作っているが、逆に悪玉菌が増えると肌がアルカリ側に傾き、乾燥性敏感肌をはじめとした様々な肌トラブルの原因になってしまう。

善玉菌は、肌を外部からの刺激から守るためのバリア機能を汗や皮脂と共に形成。皮脂を栄養として取り入れ、天然の潤い成分・グリセリンを排出する。美容液の保湿剤としてもよく使用されるグリセリンには大きな粘性があり、肌をなめらかにする作用がある。つまり、善玉菌が多いほど肌に潤いを感じられるということで、この善玉菌が今話題の「美肌菌」だ。

では、この「美肌菌」を増やすためにはどうすればいいのだろうか? 答えの一つが、意外にも“洗顔をしすぎない”ということ。アルカリ性の石鹸や殺菌効果のある洗顔料で顔を洗うと、悪玉菌とともに美肌菌も落ちてしまう。そのため、顔の表面がすべすべしているような気がしても、実はすごく不安定な状態なのだという。

そのため、夜はメイクや一日の汚れを落とすために殺菌力の弱い弱酸性の洗顔料で顔を洗い、朝は水洗顔だけ、というのが美肌菌を保つための秘訣だそう。そして“汗をかかないようにする”ということも、実はあまり得策ではないらしい。

たとえば、適度なウォーキングなどによって肌の表面にうっすらと汗をかくことが、美肌菌の増加にいい影響を与えるそうだ。もちろん、これはあくまでも美肌菌についてのみ言えることで、ニキビや吹き出物といった毛穴の汚れが原因の症状が出た場合は、しっかりと汚れを落とすことが必要になる。

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